四月に入りました。
関根です。
本日は一つ、葬儀の歴史から、寝台車とは?というお話をさせていただきたいと思います。
昔から、葬儀において、火葬場までは隊列を組んで行進をしておりました。
先頭に柩(豆知識ですが、ひつぎだけの物を棺と記し、故人の眠られている状態を柩と記します)を担いだ男達が歩き、その御後を宗教者(宗教者が最前に立つ場合もある)、喪主、葬家、親族、会葬者の順で行進するものです。
この行列に割って入ることはもちろん、邪魔をするものおりませんでした。
現代では?と御思いになる読者様もおありでしょう。
もしも、葬儀に参列された方なら何となく御察しできると思いますが、現代でもこの伝統は生きております。
そうです。
故人様がお眠りになられてる御柩と共に行く寝台車や霊柩車が先導する場合がほとんどであります。
御移動であれば、寝台車の御後は御葬家、最後尾に葬儀担当者様という場合がほとんどです。
御出棺で、火葬場までである場合、寝台車(喪主様が御乗りになられる場合がほとんどです)の御後に宗教者、御葬家、会葬者バス、最後尾に葬儀担当者様という場合がほとんどです。
寝台車の運転手は後列を常に意識しながら、なるべく途切れないように、他の車両に間に入られないように、細心の注意と集中力をもって、目的地まで向かわせていただくのです。
信号で途切れてしまったら、安全に停車させて、後列が合流するのを待ったりします。
寝台車の運転手、と一言に言いましても、責任感とプロ意識を持つと非常に奥深いですし、技術も経験も日々成長すべく向上心を持って運転します。
何故なら、その故人様をお送りさせていただくのは、一生に一度で、やり直しが効かないからこそ、最良の思い出として締めくくってあげたいですものね。
もちろん、スリーアールズ株式会社に入社された後は、きちんと丁寧にサポートしますので、大船に乗ったつもりで、いつか来るべく最高のプロフェッショナルのエスコーターを目指してくださいね!
それでは、本日はこの辺で、締めさせていただきます。