葬祭業界で働くという事。

 

皆様おはようございます。中沢です。

 

突然ではありますが、皆さんは人の最期に関わる職業をどれくらい知っているでしょうか?

 

葬儀社スタッフ、湯灌師及び納棺師、エンバーマー、生花祭壇業者等々。

 

この方々達は、大切な家族を亡くして悲しみに暮れている遺族に寄り添いながら個人の最期を共に見送ります。

 

究極のサービス業と言っても過言では無いでしょう。

 

今日は我々寝台会社とのお取引先様であり、深く業務で関わっているそんな葬祭業界の事について、他の様々な関連職種にも触れながら少し話したいと思います。

 

葬儀の仕事は365日24時間発生します。

お客様であるご遺族は精神的に不安定な状態である事が多いです。こうした遺族の状態に寄り添いながら葬儀という厳粛な儀式を、依頼が来て数日間で全てを滞り無く進めていくのが葬祭業の仕事であります。また、故人や遺族にとっては唯一無二の儀式である為、絶対に失敗の許されない仕事でもあります。

余談ですが、そんな葬儀の一連の流れにおいて、故人の送迎シーンを担っているのが我々寝台会社のスタッフであり、スリーアールズ株式会社スタッフ一同も葬儀社同様、失敗は許されないという責任感を持ちながら仕事をしていますし、そこにやり甲斐が芽生えるのだと思います。

 

葬儀には3つの役割があると言われいます。

1つ目は、故人の魂を無事にあの世に送り届けるという宗教的な役割。

2つ目は、遺族や友人知人が故人とお別れをするという社会的な役割。

3つ目は遺族が一連の儀式を通して悲しみを癒していくという精神的な役割。

この葬儀という行為は有史以来人類共通の習慣であるそうですが、葬祭業という仕事が生まれたのは明治初期とも言われています。

 

葬儀社には、大きく分けると専門葬儀社と冠婚葬祭互助会というものがあり、冠婚葬祭互助会とは葬儀だけでなく婚礼も行う会社だという事と、葬儀や婚礼を行うために、毎月掛け金を積み立てていく仕組みをとっている会社です。

近年では異業種からの参入が多く見受けられ、各地域のJAや生協、電鉄会社、イオングループといった小売業大手が葬祭業に乗り出しています。

 

葬儀社というのはサービス業ではありますが、全てを自社で行うのではなく、他の関連業者と連携を取りながら仕事を進めていくのが最大の特徴でしょう。(最大手に関しては全て自社で行う内容の比率が高い。)

 

湯灌師、納棺師、エンバーマー、生花祭壇スタッフ、専門葬儀司会者などは遺族の要望に応じて葬儀社がコーディネートする事になるし、通夜や葬儀後の会食での仕出し店や、香典返しを用意するギフト店なども同様です。

 

 

 

ここまでざっと軽く、徒然なるままに紹介がてら話しをしてきましたが、このままだととんでもなく話が長くなりそうなので。今日はこの辺で一旦区切ります!(笑)また次回、葬祭業界についてのお話をしたいと思います。

では、また来月お会いしましょう!

 

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